私立中学・高校 FAQ

2017年10月03日

秋季大会予選は意外な番狂わせ。でも本大会は?


今回も高校野球のお話しです。

まさかあの東海大菅生が予選で敗退するとは、これは予想外でした。
まあ、相手の二松学舎大附も強豪なので仕方ないのですが。

これは対戦カードの選び方が悪いとしか言いようがないですね。
いくらなんでも夏の甲子園出場校同士の対決を予選の初っ端に持ってきますかね? 普通?

運命の悪戯と言うか、マグレと言うか。
あるんですね、こんな展開も……。

強豪同士が最初に潰し合って疲弊する一方で、本来なら箸にも棒にもかからないところが安々と予選を通過していたりして。

次回からは連盟の方で抽選方法を工夫するべきでしょうね。

二松学舎大附の戦歴はこちら
東海大菅生の戦歴はこちら


さて、秋季大会本大会の組み合わせが決まったようなので今後の展開を予想してみましょう。

2017 秋季大会本大会 トーナメント表.png

正直、世田谷学園が予選を通過できるとは思ってもいませんでした。
本当に意外でしたね〜。

足立強し、今年も秋季は初戦で瞬殺か??


しかしながら本大会は予選を勝ち抜いた猛者ぞろい。

まず初戦(10/9)の上野学園ですが、2014年の秋季大会で聖パウロに5 - 1で勝っています。
上野学園の戦歴はこちら 
聖パウロの戦歴はこちら 

聖パウロといえば去年の西東京大会で世田谷学園を10 - 3で降した学校。 
しかもこの時は確かコールドゲームでした。

聖パウロ学園vs世田谷学園
2016 夏の西東京を予想してみた。


続いて2戦目(10/14)は都立紅葉川明星
いづれもかつて世田谷学園を降したことのある学校です。

都立紅葉川の戦歴はこちら 
明星の戦歴はこちら 

都立紅葉川は2016年の春季大会で。

さらに2017年の春季大会では堀越にも勝っています。
堀越といえば去年の秋季大会で世田谷学園に圧勝した学校でもあります。

堀越強し。秋季は初戦で瞬殺か?
堀越の戦歴はこちら

明星は2012年の秋季大会予選で世田谷学園を降しています。

また前述の聖パウロを去年の秋季大会で降していますね。


こうしてみるとさすがに本大会はハイレベルな感じですね。

3戦目となればもう日大二八王子など、桁違いの強豪がいますし。

これまでの対戦実績から見ると、初戦からして世田谷学園には勝ち目がなさそうな感じですね。


あくまで現時点での個人的な予想です。
もし外れたら改めて総括いたしましょう。


まねき猫1.jpg




 
 
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posted by セタケン at 13:22 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月27日

足立強し、今年も秋季は初戦で瞬殺か??



今回も野球のお話です。
先日秋季大会の組み合わせが決まったようなので、世田谷学園がどこまで善戦できそうか予想してみましょう。

2017 秋季大会 トーナメント表.jpg





 今回世田谷学園は第17ブロックのC代表の座を争うわけです。
 世田谷学園の戦歴はこちら





9月17日の行われる初戦の相手は足立学園
また初戦から強いところに当たってしまいました。

足立学園の戦歴はこちら。

戦歴を見ればわかりますが足立学園はそれなりに強い学校です。
さすがに帝京や創価と言った強豪には勝てないものの、私立の中堅どころや都立の強豪とならいい勝負をしています。

ざっと対戦成績を見てみますと……。

2013年の春季大会で世田谷学園は錦城学園という学校に9-0の大差で負けています
足立学園は2015年の秋季大会でその錦城学園に2−0で勝っているのです。

それから2013年の夏の西東京大会で世田谷学園は昭和一学園に敗れています。
足立学園は2015年の秋季大会でその昭和一学園に7−1で勝っているのです。

そんな訳で今秋も世田谷学園は初戦から厳しい状況です。
去年の秋同様、初戦で瞬殺される可能性が高いと思われます。

堀越強し。秋季は初戦で瞬殺か?


仮に何とか初戦を突破できたとしましょうか。

で、翌9月18日に行われる2回戦目の相手は杉並工日大一
まず間違いなく日大一が勝ち上がるでしょう。

日大一の戦歴および全国大会出場履歴はこちら


日大一といえば過去には何度も全国出場を果たした名門。
近年少し影が薄いとは言え、まだまだ上位争い可能な強豪校。

さすがに世田谷学園あたりとは格が違いすぎます。

そんな感じですから、この秋も世田谷学園の予選突破は難しそうですね。


あくまで現時点での個人的な予想です。
もし外れたら改めて総括いたしましょう。


まねき猫1.jpg





 
 
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posted by セタケン at 11:07 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

東海大菅生、早実を制して優勝。


 今年の西東京大会は東海大菅生が優勝しました。
 
 東海大菅生はこれまで3年連続で準優勝に甘んじていましたが、いよいよ時は至れり。
 
 あの怪物・清宮が率いる早実を押さえて優勝ということで甲子園での活躍も期待されます。
 
 ・第99回選手権西東京大会 決勝 早稲田実業vs東海大菅生
 
 
 世田谷学園も21日に東海大菅生に挑んだのですが、かねて予想どおりの結果に終わりました。

 ・2017年夏の西東京を予想してみる。
 
 
 毎年優勝争いをしている強豪校と世田谷学園とではさすがに実力差がありすぎるので。
 8−17回コールド負けという結果も致し方ありません。
 
 ・東海大菅生vs世田谷学園 2017年夏の大会 第99回選手権西東京大会 5回戦
  初回から猛攻を見せた東海大菅生が7回コールドでベスト8進出
  
 
 さすがにシード校が順当に勝ち進んで来ると苦しいですね。 
 まあ、それでも一応5回戦まで進めたのですから、世田谷学園としては精一杯の結果だったと言えるのではないでしょうか?

  
 2017 世田谷学園.jpg2017 東海大菅生.jpg
  
 それよりも特筆しておきたいのは日本学園の8強入りです。
 これまで日本学園はそんなに強い学校ではないという印象でしたが、いつの間にか少しづつ強くなって来ている感じです。
 
 今年の春季大会では国学院久我山に5-4の僅差で勝っていますね。
 この大会では東海大菅生と同じく第五シード校。
 しかも準々決勝まで駒を進めたのですから。

 昨年の秋季大会で早実と戦ったときは10-1の大差負けだったのですが、25日の準々決勝ではその早実に5−1。
 負けは負けですが点差は大幅に縮まっています。
 
 ・日本学園の戦歴はこちら
 
 都内の中堅層の中では成長株。
 今後の飛躍を期待できる学校かもしれません。

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posted by セタケン at 00:15 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

2017年夏の西東京を予想してみる。

 今回は高校野球のお話です。

 今年も夏の都大会の組み合わせが決まったようです。

2017 東東京大会 トーナメント表.png
 今夏、世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみましょう。
 ・世田谷学園の戦歴はこちら
 

 今年の世田谷学園は西東京大会・右下のブロックに配置されています。
 このブロックで一番強そうなのは第二シードの日大三です。
 (ちょっと表からはみ出てしまいました。見づらくてすいません。)
 ・日大三の戦歴はこちら
 
 
 でもその前に日大三に匹敵する強豪校、東海大菅生がいますね。
 去年、一昨年、一昨々年の西東京で3年連続で準優勝しています。

 世田谷学園とも2014年の夏の大会で戦っていますが、8−0で東海大菅生の圧勝に終わりました。

 

 誠に残念ながら今年の世田谷学園は最大限に善戦したとして、7月21日の東海大菅生戦まででしょう。
 

 ではそこまで楽にたどり着けるか?
 初戦から検討してみましょう。
 
 
 まず初戦(7/12)の相手は都立西
 都立西は2015年の春季大会の予選で東京学園を8−6で降しています。
 (その東京学園は2014年の東東京大会で淑徳青陵に勝っています。)
 今の世田谷学園の実力を考えると、楽に勝てる相手とは言えません。
 ・都立西の戦歴はこちら
 
 
 運良く勝ち上がったとして、2戦目(7/15)は都立田無都立小平西のいずれか。
 この2校ならおそらくは田無が勝ち上がってくるでしょう。
 都立田無は去年の西東京大会で駒大高に6−2で勝っています。
 (ちなみに世田谷学園は2012年の東東京大会でその駒大高に4−2で敗れています。)
 ・都立田無の戦歴はこちら
 
 
 これまた運良く勝ち上がったとして、3戦目(7/17)は都立南多摩 - 都立深沢聖徳学院 - 都立永山のいずれか。
 この4校ならおそらく都立永山でしょうか?
 都立永山は2012年の秋季大会で堀越に5−4と僅差ではありますが勝っています。
 (堀越は去年の秋季大会の予選で世田谷学園を7−3で降しています。
 ・堀越強し。秋季は初戦で瞬殺か?
 
 じつは都立永山は2014年の西東京大会で世田谷学園に敗れています。
 しかしながら両校の得点が6−4なら差はわずかと言えます。
 何より高校野球ドットコムの応援メッセージを読む限りそう実力にも差があるとは思えません
 あれから3年。今年、逆転があってもなんら不思議ありません。
 
 ・都立永山の戦歴はこちら 
 ・応援メッセージ
 

 というわけで結論。
 
 今年の世田谷学園は最大限に善戦したとして、7月21日の東海大菅生戦まで。
 でも初戦から楽な相手ではないのでいつ負けてもおかしくありません。
 まあ、2戦目(7月15日)の都立田無戦までかな
 
 
 あくまで現時点での個人的な予想です。
 もし外れたら改めて総括いたしましょう。
 
 追記:
 なんだか最近の世田谷学園はグラウンドで声出しばかりやっているようですね?
 打球音も捕球音もランナーが走る音も聞こえてこないのに、雄叫びだけは間断なく響いてくることがよくあります。
 ついこの間も指導員だか上級生だかが「こんなものか!」「こんなものか!」と他の部員たちを煽っていましたよ。
 (実に近所迷惑この上ない。)
 
 こんな練習で実力が伸びるとは到底思えません。
 
 果たして大声を出すだけで対戦相手がビビってくれたりするのでしょうか?
 
 
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posted by セタケン at 11:40 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

高校バスケ盛衰史、その後


 さて、久しぶりにバスケのお話でも致しましょうか。

ちょうど2年くらい前に「高校バスケ盛衰史」という記事を書いたのですが、ご存じありませんよね?

高校のバスケットボールには主な全国大会が年2回あります。
夏のインターハイと冬のウインターカップです。
そのうちウインターカップの出場回数をもとに今後強くなりそうな学校を予想する内容の記事でした。
   
高校バスケ盛衰史

今回はその続き。
インターハイ予選にしようかとも思ったのですが、まだ少し時期が早いようですね。

ちょうど関東大会予選の最中のようなのでこちらのデータで見ていきましょう。

東京都高等学校体育連盟 男子バスケットボール専門部のサイトに日程とかトーナメントシートがあります。

その中の「会場注意」のPDFを閲覧してみると、「春季大会(関東大会出場校)過去20年」という表があります。


これを見れば、関東大会予選の上位8校の順位をざっと把握できます。
それも過去20年分。 下の方に表の部分だけ引用させていただきました。

昔から現在に至るまで強い学校もあれば、昔は強かったのに今はそうでもない学校もあるのが見て取れます。
それと注目したいのは近年順位を上げてきている学校です。

昔から現在に至るまで強い学校の代表ともいえるのが京北です。
平成9年に2位だった京北ですが、去年こそ7位だったもののこの20年間ベスト8から漏れたことがありません。
しかもベスト4以上に入る事の方が多いという昔からの強豪校です。

2〜3位によく見かける國大久我山、4〜6位くらいでよく見かける日大豊山、それに早稲田実業なども昔からの強豪校と言えるでしょう。


一方、昔は強かったのに今はそうでもない学校の典型ともいえるのが世田谷学園

表の一番上。平成9年に1位だった世田谷学園ですが、一番下の平成28年にはなんとランク外でした。
表を詳しく見てゆくと表の上の方では1〜2位を争っていますが、年を経るごとに徐々に順位を落としているのが分かります。
ある程度の盛り返しはあるものの平成23年あたりからはランク外に甘んじることが多いようですね。
今年はまだ結果が出ていませんが、この表で見る限り下降線をたどりつ続けそうです。

平成9年から11年あたりまで上位にいた駒沢大高なども最近はランク外ばかりのようです。

逆に近年伸びている学校としては、まずこの10年くらい1位〜2位争いを続けている八王子
表の上の方では比較的下位に甘んじていた学校なのに、近年伸びてきているのが分かります。

この表で見るとちょうど右肩下がりの世田谷学園とは対照的に見えてしまいますね。

あと、10年くらい前まではランク外だった学校が着実に実力を伸ばしてきているケースもあります。
去年2位の実践学園を皮切りに、平成27年に2位だった日本学園、近年ベスト8に残ることが多い成立学園足立学園などです。

【春季大会(関東大会出場校)過去20年】
 1  位2  位3  位4  位5  位6  位7  位8  位
平 9世田谷学園京 北明 星日 大 豊 山駒 沢 大 高保 善八 王 子早稲田実業
平10京 北都 西早稲田実業駒 沢 大 高世田谷学園明 大 明 治國大久我山明 星
平11世田谷学園國大久我山都 駒 場駒 沢 大 高京 北都 戸 山早稲田実業中 大 附
平12日 大 豊 山桐 朋國大久我山京 北世田谷学園都 駒 場八 王 子都小金井北
平13世田谷学園八 王 子國大久我山日 大 豊 山早稲田実業京 北帝 京都 駒 場
平14京 北帝 京世田谷学園日 大 豊 山八 王 子國大久我山都 駒 場早稲田実業
平15國大久我山世田谷学園早稲田実業日 大 豊 山京 北都 駒 場八 王 子帝 京
平16國大久我山京 北都 駒 場早稲田実業世田谷学園日 大 豊 山東海大菅生八 王 子
平17八 王 子世田谷学園國大久我山都 駒 場早稲田実業京 北東海大菅生帝 京
平18京 北國大久我山早稲田実業東海大菅生八 王 子都 駒 場世田谷学園実 践 学 園
平19八 王 子東海大菅生世田谷学園京 北帝 京日 大 豊 山國大久我山都 駒 場
平20八 王 子世田谷学園京 北東海大菅生帝 京都 芦 花都 駒 場國大久我山
平21京 北八 王 子國大久我山日 大 豊 山世田谷学園東海大菅生早稲田実業都 駒 場
平22八 王 子京 北國大久我山世田谷学園早稲田実業都 城 東日 本 学 園専 修 大 附
平23八 王 子京 北國大久我山実 践 学 園足 立 学 園日 本 学 園成 立 学 園帝 京
平24京 北八王子学園國大久我山日 本 学 園成 立 学 園日 大 豊 山早稲田実業都 高 島
平25八王子学園京 北國大久我山早稲田実業実 践 学 園足 立 学 園成 立 学 園都 城 東
平26八王子学園実 践 学 園足 立 学 園京 北東海大菅生國大久我山成 立 学 園佼 成 学 園
平27八王子学園日 本 学 園東洋大京 北早稲田実業國大久我山足 立 学 園成 立 学 園世田谷学園
平28八王子学園実 践 学 園保 善国大久我山成 立 学 園日 大 豊 山東洋大京北都 小 平 南

東京都高等学校体育連盟 男子バスケットボール専門部 会場注意 より引用。

ところで、この様な強豪校の入れ替わりみたいな現象が起きるのは何故でしょうか?

これはバスケに限らずスポーツ全般に言えることなのですが、学校がスポーツで実績を伸ばすには条件が3つあると思います。
  •  まず学校側の指導が良い事。
  •  それから素質のある選手を集める事。
  •  さらに設備が整っている事。

この3つの条件をクリアしている学校は強くあり続けることができるのだと思われます。
逆にどれか一つでも条件を満たせなければ結果に影響が出始めるという事ではないでしょうか。

よい指導者がいる学校ならば、たとえ素質的にそこそこの選手の集まりでも実力を伸ばしてゆけるはずです。
進んだ学校ではフィジカル・トレーニングメンタル・トレーニングの専門家を雇っていると聞きます。
ある程度強くなれば、その知名度で素質に恵まれた生徒が入学してくることでしょう。

逆に特待生などで素質ある生徒を集めても、指導が悪ければどうにもなりません
やたらと走らせたり、やたらと大声を出させたり。
(余談ですがバスケの場合、試合の前に全部員で雄叫びを上げているのをよく見かけます。これなどは指導者が周囲の迷惑を考えていないのでしょうね。)

いまだに軍隊式のしごきをやっている学校も存在するようですし。
今時、昔のスポ根みたいに「血の汗流せ、涙をふくな」ではね。
強くなる前に生徒が自殺してしまいます。
実際、何年か前にそんな事件がありましたよね。

「桜宮高校体罰事件」に判決 - 被告の深い反省が逆に体罰問題の解決を難しくする?

最後に設備です。
いくら良い指導者と素質ある生徒がいたところで、練習場所や必要な器具に事欠くようではダメでしょう。

バスケの場合は体育館にコートがあれば良いのですが、他の屋内競技と場所のとりあいという事もありそうです。
また野球やサッカーなど広い場所をとる屋外スポーツの場合、校庭の狭い学校はその時点でハンデを負っているようなものです。

というわけで今回は、高校バスケの関東大会予選を例に、スポーツ教育の在り方を考察してみました。

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posted by セタケン at 12:34 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

私立の授業料を無償化するなら、チェック体制も強化せよ!


 先日のニュースに、「東京都の小池知事が私立高校の授業料の実質無償化を表明」というのがありました。

<私立高>3割無償化 年収760万円未満対象、都が来年度


家庭の経済状況によって教育の機会が奪われることがあってはならない。すべての子供の可能性を広げる」という事ですが、「ちょっと待てよ」と言いたいですね。

 家庭の経済状況を言うなら、最初から公立に行けばよいのではないか?
 
 公立高校の授業料はすでに2010年度より無償化されています。
 
 私立は授業料以外にも何かとお金がかかるもの。
 (意味不明の寄付金とか。)
 経済的にゆとりのない家庭の子が、金のかかる私立を志望することがそもそもおかしいのです。
 
 どうもこれは「子供の可能性のため」と大儀を掲げつつ、実は私立校の経営者を助ける制度なのではないでしょうか。
  
 最近の公立校の躍進には目を見張るものがあります。
 加えて授業料も完全無料なのですから人気が高まるのも当然です。
 
 ・公立新設校が躍進、名門私立を脅かす存在に
 
 ・【公立中高一貫校の今 特集】(1)ゆとり教育の進化論、未来のリーダーを育てる6年制教育カリキュラム
 
 
 その影響をまともに受けているのが私立なのです。
 かつては私立の中高一貫校というだけで人気になっていたものですが、昨今はトップクラスの名門私立を脅かす公立校も出てきました。
 
 
 私立高の授業料無償化は公明党が強く要望していたそうです。
 公明党と言えばその母体は創価学会
 確かこの教団は多数の私立学校を経営していたはず。

 都議会において最大会派の自民党と対立している小池都知事としては、公明党の支持が欲しいのでしょう。
 それで今回の私立無償化という話になってしまったのでしょうね。
 
 逆に私立校の経営者から見ればこれ程ありがたい話はない訳です。
 生徒数の減少に歯止めをかけられるのでしょうし。
 
 経営が苦しくなった私立を、都民の税金で助けてあげる必要があるとは思えません。
 
 少子化で生徒数そのものが減少しているのですから、志望者数の減少した私立校はその役目を終えたものと判断するべきではないでしょうか?
 
 それに、私立校にはいじめ体罰などの情報が表に出づらいという問題があります。
 この件についてはいづれ記事にしたいと思います。
 
 ・偏差値の下がった進学校はお値打ちか?
 
 ・『尾木ママ』はかく語りき。
  
 私立は教育委員会の監督下にはありません。
 都の私学部私学行政課でも指導調査の権限は持っていないと聞きます。
 
 公的な資金より多額の私学助成金授業料の補助などを受けながら、公共の機関の監督を受けないのは如何なものか?
 
 
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posted by セタケン at 11:11 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

堀越強し。秋季は初戦で瞬殺か?


 今回も高校野球のお話です。

 夏の西東京大会は前回の記事で予想した通りの結果となりました。

 10-3で聖パウロの圧勝。
 しかも8回コールドでした。

 まあ、実力差を考えれば順当な結果といえるでしょう。
 
 ・この試合のレポートはこちら。
 

 さて、早くも秋季大会の時期となりました。
 今回も世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみます。

2016秋季大会14ブロック.jpg
 
 ま、秋季は初戦で瞬殺かな。
 
 2回戦めの相手はどちらが来ても楽そうなのですが……。
 残念ながら初戦で強い相手を引き当ててしまったようです。

 改めて戦歴を眺めてみると最近の堀越はやりますね〜。

 相手が都立の強豪私立の中堅どころならまず互角。
 関東一帝京が相手でも僅差に食い下がるだけの実力があるようです。

 ・堀越の戦歴はこちら
 

 そのような訳で、秋季大会の世田谷は9月3日の堀越戦までと思われます。
 実力差を考えるとまたコールド負けの可能性もありますね。
 
 あくまで現時点での個人的な予想です。
 もし外れたら改めて総括いたしましょう。


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posted by セタケン at 10:40 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

2016 夏の西東京を予想してみた。

 今回も高校野球のお話です。

 今年も夏の都大会の組み合わせが決まったようです。

 今夏、世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみましょう。2016西東京大会 トーナメント表左下 .jpg
 ・世田谷学園の戦歴はこちら
   

 今年の世田谷学園は西大会・左下のブロックに配置されています。
 このブロックで一番強そうなのは第三シードの日大三です。
 ・日大三の戦歴はこちら
   
   日大三は言わずと知れた甲子園常連校の一つ。
   東海大菅生早稲田実と並ぶ優勝候補の一角です。
 
 よって今年の世田谷学園は最大限に善戦したとしても(7月22日に)日大三に当たるまでと思われます。


 では初戦から見てゆきましょう。

 初戦の相手は都立小平南です。
 奇しくも3年前の夏の大会でも初戦でぶつかった相手です。
 その時は4−1で世田谷の勝ちでした。
 それだけに小平南にとっては雪辱戦
 なめてかかれば足元をすくわれる結果となるでしょう。
 ・都立小平南の戦歴はこちら
  
    次なる相手は都立桜町明星
    どちらかといえば明星でしょうか?
    明星は戦歴を見ると強豪相手に僅差で粘ることが多いですね。
    今年の春季大会で修徳に5−4。
    去年の西東京では東海大菅生に2−1など。
  どうもこの辺りから苦戦しそうですね。

    しまった〜! m(__)m
    訂正いたします
    一旦投稿してから気づいたのですが「明星」ではなくて「明星学園」でした。失礼。
    似たような校名で紛らわしいですね。
    読者の皆様申し訳ない。
  ・明星学園の戦歴はこちら 

    「明星学園」には失礼ながら「明星」に比べると楽な相手のようです。
    (以下のまとめも部分も若干修正いたしました。)

    仮に運良く勝ち上がったとして、 次なる相手は都立千歳丘聖パウロ学園
    ・都立千歳丘の戦歴はこちら 
    ・聖パウロ学園の戦歴はこちら 

    いづれも世田谷よりはるかに強そうです。
   
    面白いのは聖パウロ
    戦歴を見ると2010年ごろから急速に強くなっています。
    近年のめぼしいところでは、2014年の秋季大会で岩倉に勝っていますね。
    さらに2015年の春季大会で都立の強豪・雪谷に勝っています。
   
    それから同じ大会で昭和一学園にも9−2で勝っています。
    ちなみにその昭和一学園は2013年の西東京大会で世田谷学園を降した学校です。

    朝日新聞の紹介欄より2016夏の世田谷と聖パウロ
2016夏の世田谷.jpg2016夏の聖パウロ.jpg

 
 したがって今夏の世田谷が順当に勝てそうなのは初戦(2回戦)のみ。
3回戦目あたりから苦しい戦いになりそうです。

    したがって今夏の世田谷が順当に勝てそうなのは3回戦まで。
 さらに4回戦目から先はレベルが格段に違う強敵ぞろい。
 その先に勝ち進むのは難しいでしょう。

 この夏の世田谷学園は7月17日の聖パウロ又は都立千歳丘戦までかと思われます。

 (あくまで現時点での個人的な予想です。もし外れたら別の機会に改めて総括いたしましょう。)

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posted by セタケン at 21:17 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

嗚呼、勘違いの帝京戦。

 長らくお待たせしてしまいました。
 久しぶりに高校野球のお話でもいたしましょう。
 
 「世田谷があの帝京に勝ったことがある」と言ったら、みなさんは驚かれるでしょうか?
 
  じつは世田谷学園は2011年の春季都大会において帝京に6-0で勝っているのです。
  それだけを聞くと、「世田谷もなかなかやるな」と思うかもしれません。
 確かに強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら凄い事ですが・・・・・・。
 
  しかし! その実情は違うようです。
 
  この試合は帝京が本気を出していなかっただけなのです。
  これはその前後の両校の実績をチェックするだけで簡単に分かります。
 
リンク
 ・帝京の実績はこちら 
 ・世田谷学園の実績はこちら
 
 帝京は次の東東京大会で完全復活し、夏の甲子園に出場しています。

2011年、夏の帝京と世田谷 朝日新聞より
帝京2011夏の選手.jpg 世田谷学園2011夏の選手.jpg

 それに対して世田谷学園は東東京大会でなんとかベスト16にとどまったものの、その後は低迷が続き現在に至っています。

 両校のその後の実績を見比べれば、その勝利が真の実力によるものか単にマグレなのかを判断が出来ます。
 あの強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら本当に凄い事です。
 しかし、そうでないことは次の試合ではやくも証明されてしまいます。
 世田谷学園はすぐ次の試合で佼成学園に8-3であっさり負けてしまったのです。

 上位や中堅のチームが順当に本来の実力をだしてきた場合、世田谷学園の力量で食い下がるのは難しいようです。


 帝京といえば甲子園の常連校。
 普通なら世田谷学園が歯の立つ相手ではありません。

 ならば帝京の方が不調だったと考えたほうが妥当です。

 この試合は帝京の春季都大会・参加初戦に当たります。
 何らかの事情で主力抜きの二軍か一年生チームでもぶつけてきたのではないでしょうか?

 格下の世田谷相手0得点ということから見ても帝京が本気で戦ったとは思えません。
 まるで勝つ意思を感じられない試合内容でした。


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 その帝京が実力を出さなかった理由ですが、この年の春季都大会には旨味がなかったためではないかと思うのです。
 
 2011年の春といえば3月にあの東日本大震災があったばかり。
 その影響でこの年の春季大会は開催そのものが危ぶまれていました。
 結局、開催はされたのですが、一次予選は中止となり出場校数も例年の半分程度だったようです。

 そしてもう一つ。実はこちらのほうが重要な事です。
 
 毎年、春季都大会でベスト16入りした学校には次の夏の選手権大会予選でシード校となる特典があります。
 でもこの年に限ってはその特典が中止となったのです。
 
 つまりこの年は春季でいくら頑張っても夏の甲子園には結びつきません。
 夏の甲子園出場を目標とするならば、春季を見送るか早期に撤退するというのもありだった訳です。
 
 この年、帝京が春季であえて実力を出さなかったのは、ズバリ!主力の温存でしょう。
 主力選手の消耗を避け、夏の大会に力を温存したのだと思われます。
 
 
 反対に、この試合で勝ちを拾った世田谷の方はというと・・・・・・。
 
 ちょうど春季都大会が終わった5月の初め頃からでしたかね。 
 世田谷学園・野球部がやたらと大声を上げるだけの練習を始めてご近所の顰蹙を買うようになったのは。
 
 あまりにもうるさくて無遠慮で。
 とても正気の沙汰とは思えませんでした。

 ・弱くても勝てますか?


 あの試合は客観的に観ればマグレで拾った勝利だとすぐ分かるはずなのですがね〜。
 実力で帝京を凌いだと勘違いしてしまったのでしょうか?
 
 当時の野球部関係者たちはそろいも揃って、思い上がってしまっていたのでしょうか?
 「自分たちは強いのだから何をしても許されるはずだ〜!!」みたいに?
 
 もうそろそろ平静さを取り戻して欲しいものですね。
 
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posted by セタケン at 22:11 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月21日

偏差値の下がった進学校はお値打ちか?

 
 偏差値が高くて、自分には手が届かない学校があったとします。
 でもなぜか最近になってその学校の偏差値が落ちてきて、なんとか入れそう。
 そんな時、あなたならどうしますか?
 
 「入りやすくなったのだから迷わず買い!」と、思った方には「ちょっと待て!」と言ってさし上げたい。
 
 偏差値が下がったということは、レベルの高い受験生がその学校を避けたということなのです。
 
 だからまずその原因を考えるべきなのです。
 
 卒業生の進学実績が落ちているのであれば、その学校は進学校としてのレベルが低下したものと見るべきでしょう。
 教え方のうまい先生や有名な講師などがお辞めになったりしていないかチェックが必要です。
 
 また、イジメや体罰などの不祥事が発覚したのが原因であれば、基本的にその学校は避けたほうが無難です。
 少なくとも、その不祥事に対する具体的な再発防止策が実施され、成果が出てくるまでは様子を見るべきでしょう。
 
 以下に不祥事の再発防止どころか事実の公表すらしていない学校の事例を上げてみます。
 
まねき猫1.jpg
 
 ちょうど去年の今頃だったでしょうか?
 とある雑誌にイジメ事件をスクープされた私立校がありました。
 (そう聞いて思い当たる方もいるとは思いますが、一応学校名は伏せることといたします。)
 
 この学校は仏教系の某宗教団体が経営する中高一貫の男子校です。
 20年位前まではレベルの低い底辺私立校だったのですが、この十何年かの間に急速に偏差値が上昇し、最近は中堅の進学校として認知されていました。
 
 いじめ事件の加害者が「校長の息子」だったというだけでも驚きなのですが、他にも問題をはらんだ事件だったようです。
 
 その年の5月に、4年生のひとりの生徒が5人ほどの5年生に全裸にされた挙句、その姿を撮影されてインターネットにUPされたのだそうです。
 イジメはその後も続いていたのですが、学校側が事件を“認識”したのはそれから半年もたってから。
 
 しかもイジメをした生徒たちへの処分は“大甘処分”と評されるほど軽いものだったそうです。
 
 その雑誌の記事では、学校側の被害者への対応を「“不誠実”としか言いようのない形」と表現していました。
 
 この学校の真の問題は、学校側が“大甘処分”を下した背景にあるようです。
 この学校が仏教系のとある宗教団体が経営するものであることは前述いたしました。
 
 当時5年生のいじめグループの中にその宗教団体の“高僧の息子”がいたのだそうです。
 学校に影響力を持つ“有力者の息子”“校長の息子”のツートップがいじめに加担していた事になります。
 校長や管理職にある職員としては彼らに厳しい処分を下せば自分たちの立場が危うくなる訳です。
 
 要するに管理職たちの保身を優先したがための“大甘処分”だったのです。
 
 その雑誌の記事では、現校長をさして「“親の七光り”で抜擢された人」と表現しています。
 大した実力もないのに若くして校長の座についた身としては、経営者一族に逆らえない立場だったと思われます。
 (ちなみにこの方の親に当たる人物は、同学校の何代かまえの校長で「非常に優秀な教育者」だったそうです。)

 おそらく経営者の教団側からみてもこの手の人物は都合が良いのだろうと思われます。
 なにしろ“身内”の不祥事をもみ消してくれるのですから。
 
 この雑誌の記事には、「校長のひとり相撲」とか「“独立した学校法人格を持つ存在”だから教団は強く関与できない」等という、教団側のうそ臭い言い訳も一応載ってはいます。
  
 しかし、経営者の教団側が本気でこの事件に取り組む気があるとは思えません。
 やろうと思えば、理事会に働きかけて校長はじめ当時の管理職をクビにするとか、同教団における僧侶としての資格剥奪や位の格下げぐらいは即座にできるはずなのです。
 なのに経営者が学校の方針に口をはさめないなんて誰が信じると言うのでしょうか?
  
 どうも、いまのところ教団も学校もただ事件の風化を待っているかの印象です。 
 
 でも、世の中そんなに甘くないわけで。
 
 この事件は同校においては“教団の有力者の息子”なら何をしても許されるという実態を露呈してしまいました。
 (この学校は教団僧侶の子弟、いわゆる“宗門生”なら優先的に入学できると聞きます。)
 
 少し頭を働かせれば分かることですが、みすみす我が子をいじめ集団のターゲットにされたいと思う親はいないわけです。
 必然的に学力優秀な受験生ほど、この学校を忌避するようになってしまいました。
 
 学校の管理職たちの保身を優先したがために、学校そのものは大いに評価を下げる結果となってしまったのです。
 
 はたして事件の風化が早いか、元の底辺私立校に戻るのが早いか。
 
 不祥事を徹底的に隠し通そうとする隠蔽体質を改善できない限り、この学校の未来は暗いことでしょう。
 
 
 以上、不祥事で偏差値を下げた学校の具体例でした。

 とにかく、
 「憧れの学校の偏差値が下がって入りやすくなった!」と
 単純に飛びつくことだけはオススメできません。
 

 

 
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posted by セタケン at 14:59 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする