私立中学・高校 FAQ

2017年01月17日

私立の授業料を無償化するなら、チェック体制も強化せよ!


 先日のニュースに、「東京都の小池知事が私立高校の授業料の実質無償化を表明」というのがありました。

<私立高>3割無償化 年収760万円未満対象、都が来年度


家庭の経済状況によって教育の機会が奪われることがあってはならない。すべての子供の可能性を広げる」という事ですが、「ちょっと待てよ」と言いたいですね。

 家庭の経済状況を言うなら、最初から公立に行けばよいのではないか?
 
 公立高校の授業料はすでに2010年度より無償化されています。
 
 私立は授業料以外にも何かとお金がかかるもの。
 (意味不明の寄付金とか。)
 経済的にゆとりのない家庭の子が、金のかかる私立を志望することがそもそもおかしいのです。
 
 どうもこれは「子供の可能性のため」と大儀を掲げつつ、実は私立校の経営者を助ける制度なのではないでしょうか。
  
 最近の公立校の躍進には目を見張るものがあります。
 加えて授業料も完全無料なのですから人気が高まるのも当然です。
 
 ・公立新設校が躍進、名門私立を脅かす存在に
 
 ・【公立中高一貫校の今 特集】(1)ゆとり教育の進化論、未来のリーダーを育てる6年制教育カリキュラム
 
 
 その影響をまともに受けているのが私立なのです。
 かつては私立の中高一貫校というだけで人気になっていたものですが、昨今はトップクラスの名門私立を脅かす公立校も出てきました。
 
 
 私立高の授業料無償化は公明党が強く要望していたそうです。
 公明党と言えばその母体は創価学会
 確かこの教団は多数の私立学校を経営していたはず。

 都議会において最大会派の自民党と対立している小池都知事としては、公明党の支持が欲しいのでしょう。
 それで今回の私立無償化という話になってしまったのでしょうね。
 
 逆に私立校の経営者から見ればこれ程ありがたい話はない訳です。
 生徒数の減少に歯止めをかけられるのでしょうし。
 
 経営が苦しくなった私立を、都民の税金で助けてあげる必要があるとは思えません。
 
 少子化で生徒数そのものが減少しているのですから、志望者数の減少した私立校はその役目を終えたものと判断するべきではないでしょうか?
 
 それに、私立校にはいじめ体罰などの情報が表に出づらいという問題があります。
 この件についてはいづれ記事にしたいと思います。
 
 ・偏差値の下がった進学校はお値打ちか?
 
 ・『尾木ママ』はかく語りき。
  
 私立は教育委員会の監督下にはありません。
 都の私学部私学行政課でも指導調査の権限は持っていないと聞きます。
 
 公的な資金より多額の私学助成金授業料の補助などを受けながら、公共の機関の監督を受けないのは如何なものか?
 
 
まねき猫1.jpg


      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ
posted by セタケン at 11:11 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

堀越強し。秋季は初戦で瞬殺か?


 今回も高校野球のお話です。

 夏の西東京大会は前回の記事で予想した通りの結果となりました。

 10-3で聖パウロの圧勝。
 しかも8回コールドでした。

 まあ、実力差を考えれば順当な結果といえるでしょう。
 
 ・この試合のレポートはこちら。
 

 さて、早くも秋季大会の時期となりました。
 今回も世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみます。

2016秋季大会14ブロック.jpg
 
 ま、秋季は初戦で瞬殺かな。
 
 2回戦めの相手はどちらが来ても楽そうなのですが……。
 残念ながら初戦で強い相手を引き当ててしまったようです。

 改めて戦歴を眺めてみると最近の堀越はやりますね〜。

 相手が都立の強豪私立の中堅どころならまず互角。
 関東一帝京が相手でも僅差に食い下がるだけの実力があるようです。

 ・堀越の戦歴はこちら
 

 そのような訳で、秋季大会の世田谷は9月3日の堀越戦までと思われます。
 実力差を考えるとまたコールド負けの可能性もありますね。
 
 あくまで現時点での個人的な予想です。
 もし外れたら改めて総括いたしましょう。


まねき猫1.jpg

 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ

posted by セタケン at 10:40 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

2016 夏の西東京を予想してみた。

 今回も高校野球のお話です。

 今年も夏の都大会の組み合わせが決まったようです。

 今夏、世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみましょう。2016西東京大会 トーナメント表左下 .jpg
 ・世田谷学園の戦歴はこちら
   

 今年の世田谷学園は西大会・左下のブロックに配置されています。
 このブロックで一番強そうなのは第三シードの日大三です。
 ・日大三の戦歴はこちら
   
   日大三は言わずと知れた甲子園常連校の一つ。
   東海大菅生早稲田実と並ぶ優勝候補の一角です。
 
 よって今年の世田谷学園は最大限に善戦したとしても(7月22日に)日大三に当たるまでと思われます。


 では初戦から見てゆきましょう。

 初戦の相手は都立小平南です。
 奇しくも3年前の夏の大会でも初戦でぶつかった相手です。
 その時は4−1で世田谷の勝ちでした。
 それだけに小平南にとっては雪辱戦
 なめてかかれば足元をすくわれる結果となるでしょう。
 ・都立小平南の戦歴はこちら
  
    次なる相手は都立桜町明星
    どちらかといえば明星でしょうか?
    明星は戦歴を見ると強豪相手に僅差で粘ることが多いですね。
    今年の春季大会で修徳に5−4。
    去年の西東京では東海大菅生に2−1など。
  どうもこの辺りから苦戦しそうですね。

    しまった〜! m(__)m
    訂正いたします
    一旦投稿してから気づいたのですが「明星」ではなくて「明星学園」でした。失礼。
    似たような校名で紛らわしいですね。
    読者の皆様申し訳ない。
  ・明星学園の戦歴はこちら 

    「明星学園」には失礼ながら「明星」に比べると楽な相手のようです。
    (以下のまとめも部分も若干修正いたしました。)

    仮に運良く勝ち上がったとして、 次なる相手は都立千歳丘聖パウロ学園
    ・都立千歳丘の戦歴はこちら 
    ・聖パウロ学園の戦歴はこちら 

    いづれも世田谷よりはるかに強そうです。
   
    面白いのは聖パウロ
    戦歴を見ると2010年ごろから急速に強くなっています。
    近年のめぼしいところでは、2014年の秋季大会で岩倉に勝っていますね。
    さらに2015年の春季大会で都立の強豪・雪谷に勝っています。
   
    それから同じ大会で昭和一学園にも9−2で勝っています。
    ちなみにその昭和一学園は2013年の西東京大会で世田谷学園を降した学校です。

    朝日新聞の紹介欄より2016夏の世田谷と聖パウロ
2016夏の世田谷.jpg2016夏の聖パウロ.jpg

 
 したがって今夏の世田谷が順当に勝てそうなのは初戦(2回戦)のみ。
3回戦目あたりから苦しい戦いになりそうです。

    したがって今夏の世田谷が順当に勝てそうなのは3回戦まで。
 さらに4回戦目から先はレベルが格段に違う強敵ぞろい。
 その先に勝ち進むのは難しいでしょう。

 この夏の世田谷学園は7月17日の聖パウロ又は都立千歳丘戦までかと思われます。

 (あくまで現時点での個人的な予想です。もし外れたら別の機会に改めて総括いたしましょう。)

まねき猫1.jpg

 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ



posted by セタケン at 21:17 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

嗚呼、勘違いの帝京戦。

 長らくお待たせしてしまいました。
 久しぶりに高校野球のお話でもいたしましょう。
 
 「世田谷があの帝京に勝ったことがある」と言ったら、みなさんは驚かれるでしょうか?
 
  じつは世田谷学園は2011年の春季都大会において帝京に6-0で勝っているのです。
  それだけを聞くと、「世田谷もなかなかやるな」と思うかもしれません。
 確かに強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら凄い事ですが・・・・・・。
 
  しかし! その実情は違うようです。
 
  この試合は帝京が本気を出していなかっただけなのです。
  これはその前後の両校の実績をチェックするだけで簡単に分かります。
 
リンク
 ・帝京の実績はこちら 
 ・世田谷学園の実績はこちら
 
 帝京は次の東東京大会で完全復活し、夏の甲子園に出場しています。

2011年、夏の帝京と世田谷 朝日新聞より
帝京2011夏の選手.jpg 世田谷学園2011夏の選手.jpg

 それに対して世田谷学園は東東京大会でなんとかベスト16にとどまったものの、その後は低迷が続き現在に至っています。

 両校のその後の実績を見比べれば、その勝利が真の実力によるものか単にマグレなのかを判断が出来ます。
 あの強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら本当に凄い事です。
 しかし、そうでないことは次の試合ではやくも証明されてしまいます。
 世田谷学園はすぐ次の試合で佼成学園に8-3であっさり負けてしまったのです。

 上位や中堅のチームが順当に本来の実力をだしてきた場合、世田谷学園の力量で食い下がるのは難しいようです。


 帝京といえば甲子園の常連校。
 普通なら世田谷学園が歯の立つ相手ではありません。

 ならば帝京の方が不調だったと考えたほうが妥当です。

 この試合は帝京の春季都大会・参加初戦に当たります。
 何らかの事情で主力抜きの二軍か一年生チームでもぶつけてきたのではないでしょうか?

 格下の世田谷相手0得点ということから見ても帝京が本気で戦ったとは思えません。
 まるで勝つ意思を感じられない試合内容でした。


まねき猫1.jpg
 

 その帝京が実力を出さなかった理由ですが、この年の春季都大会には旨味がなかったためではないかと思うのです。
 
 2011年の春といえば3月にあの東日本大震災があったばかり。
 その影響でこの年の春季大会は開催そのものが危ぶまれていました。
 結局、開催はされたのですが、一次予選は中止となり出場校数も例年の半分程度だったようです。

 そしてもう一つ。実はこちらのほうが重要な事です。
 
 毎年、春季都大会でベスト16入りした学校には次の夏の選手権大会予選でシード校となる特典があります。
 でもこの年に限ってはその特典が中止となったのです。
 
 つまりこの年は春季でいくら頑張っても夏の甲子園には結びつきません。
 夏の甲子園出場を目標とするならば、春季を見送るか早期に撤退するというのもありだった訳です。
 
 この年、帝京が春季であえて実力を出さなかったのは、ズバリ!主力の温存でしょう。
 主力選手の消耗を避け、夏の大会に力を温存したのだと思われます。
 
 
 反対に、この試合で勝ちを拾った世田谷の方はというと・・・・・・。
 
 ちょうど春季都大会が終わった5月の初め頃からでしたかね。 
 世田谷学園・野球部がやたらと大声を上げるだけの練習を始めてご近所の顰蹙を買うようになったのは。
 
 あまりにもうるさくて無遠慮で。
 とても正気の沙汰とは思えませんでした。

 ・弱くても勝てますか?


 あの試合は客観的に観ればマグレで拾った勝利だとすぐ分かるはずなのですがね〜。
 実力で帝京を凌いだと勘違いしてしまったのでしょうか?
 
 当時の野球部関係者たちはそろいも揃って、思い上がってしまっていたのでしょうか?
 「自分たちは強いのだから何をしても許されるはずだ〜!!」みたいに?
 
 もうそろそろ平静さを取り戻して欲しいものですね。
 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ





posted by セタケン at 22:11 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月21日

偏差値の下がった進学校はお値打ちか?

 
 偏差値が高くて、自分には手が届かない学校があったとします。
 でもなぜか最近になってその学校の偏差値が落ちてきて、なんとか入れそう。
 そんな時、あなたならどうしますか?
 
 「入りやすくなったのだから迷わず買い!」と、思った方には「ちょっと待て!」と言ってさし上げたい。
 
 偏差値が下がったということは、レベルの高い受験生がその学校を避けたということなのです。
 
 だからまずその原因を考えるべきなのです。
 
 卒業生の進学実績が落ちているのであれば、その学校は進学校としてのレベルが低下したものと見るべきでしょう。
 教え方のうまい先生や有名な講師などがお辞めになったりしていないかチェックが必要です。
 
 また、イジメや体罰などの不祥事が発覚したのが原因であれば、基本的にその学校は避けたほうが無難です。
 少なくとも、その不祥事に対する具体的な再発防止策が実施され、成果が出てくるまでは様子を見るべきでしょう。
 
 以下に不祥事の再発防止どころか事実の公表すらしていない学校の事例を上げてみます。
 
まねき猫1.jpg
 
 ちょうど去年の今頃だったでしょうか?
 とある雑誌にイジメ事件をスクープされた私立校がありました。
 (そう聞いて思い当たる方もいるとは思いますが、一応学校名は伏せることといたします。)
 
 この学校は仏教系の某宗教団体が経営する中高一貫の男子校です。
 20年位前まではレベルの低い底辺私立校だったのですが、この十何年かの間に急速に偏差値が上昇し、最近は中堅の進学校として認知されていました。
 
 いじめ事件の加害者が「校長の息子」だったというだけでも驚きなのですが、他にも問題をはらんだ事件だったようです。
 
 その年の5月に、4年生のひとりの生徒が5人ほどの5年生に全裸にされた挙句、その姿を撮影されてインターネットにUPされたのだそうです。
 イジメはその後も続いていたのですが、学校側が事件を“認識”したのはそれから半年もたってから。
 
 しかもイジメをした生徒たちへの処分は“大甘処分”と評されるほど軽いものだったそうです。
 
 その雑誌の記事では、学校側の被害者への対応を「“不誠実”としか言いようのない形」と表現していました。
 
 この学校の真の問題は、学校側が“大甘処分”を下した背景にあるようです。
 この学校が仏教系のとある宗教団体が経営するものであることは前述いたしました。
 
 当時5年生のいじめグループの中にその宗教団体の“高僧の息子”がいたのだそうです。
 学校に影響力を持つ“有力者の息子”“校長の息子”のツートップがいじめに加担していた事になります。
 校長や管理職にある職員としては彼らに厳しい処分を下せば自分たちの立場が危うくなる訳です。
 
 要するに管理職たちの保身を優先したがための“大甘処分”だったのです。
 
 その雑誌の記事では、現校長をさして「“親の七光り”で抜擢された人」と表現しています。
 大した実力もないのに若くして校長の座についた身としては、経営者一族に逆らえない立場だったと思われます。
 (ちなみにこの方の親に当たる人物は、同学校の何代かまえの校長で「非常に優秀な教育者」だったそうです。)

 おそらく経営者の教団側からみてもこの手の人物は都合が良いのだろうと思われます。
 なにしろ“身内”の不祥事をもみ消してくれるのですから。
 
 この雑誌の記事には、「校長のひとり相撲」とか「“独立した学校法人格を持つ存在”だから教団は強く関与できない」等という、教団側のうそ臭い言い訳も一応載ってはいます。
  
 しかし、経営者の教団側が本気でこの事件に取り組む気があるとは思えません。
 やろうと思えば、理事会に働きかけて校長はじめ当時の管理職をクビにするとか、同教団における僧侶としての資格剥奪や位の格下げぐらいは即座にできるはずなのです。
 なのに経営者が学校の方針に口をはさめないなんて誰が信じると言うのでしょうか?
  
 どうも、いまのところ教団も学校もただ事件の風化を待っているかの印象です。 
 
 でも、世の中そんなに甘くないわけで。
 
 この事件は同校においては“教団の有力者の息子”なら何をしても許されるという実態を露呈してしまいました。
 (この学校は教団僧侶の子弟、いわゆる“宗門生”なら優先的に入学できると聞きます。)
 
 少し頭を働かせれば分かることですが、みすみす我が子をいじめ集団のターゲットにされたいと思う親はいないわけです。
 必然的に学力優秀な受験生ほど、この学校を忌避するようになってしまいました。
 
 学校の管理職たちの保身を優先したがために、学校そのものは大いに評価を下げる結果となってしまったのです。
 
 はたして事件の風化が早いか、元の底辺私立校に戻るのが早いか。
 
 不祥事を徹底的に隠し通そうとする隠蔽体質を改善できない限り、この学校の未来は暗いことでしょう。
 
 
 以上、不祥事で偏差値を下げた学校の具体例でした。

 とにかく、
 「憧れの学校の偏差値が下がって入りやすくなった!」と
 単純に飛びつくことだけはオススメできません。
 

 

 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ





posted by セタケン at 14:59 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月29日

金賞が7つもあるコンテストって凄い?


 秋もたけなわですね。
 秋といえば芸術の秋ということで、今回は音楽のお話などを。
 
 少し古い話で恐縮なのですが、今年の3月にうちの近くにある某私立中学校の吹奏楽部がとある大会で金賞を受賞しました。
 その名も「第38回全日本アンサンブルコンテスト
 
 
 この大会の中学生部門で金賞を頂いたということで世間では一時話題になったようですが、逆に私ら地元住民は違和感を覚えたものです。
 
 何故ならば、この学校の吹奏楽部の演奏レベルをよく知っているからです。
 この学校は月に一度、体育館に全校生徒を集めて朝礼を開いているのですが、窓を開け放したままやっているので生徒のたちのざわめき先生方がマイクを通して叱責する声がやかましく地域の不評を買っていました。
 その朝礼の最中に吹奏楽部が校歌と思しき曲を生演奏していたのですが、喧しいだけであまり上手な演奏ではありませんでした。
 この朝礼での生演奏は去年の秋頃まで毎月のようにやっていたので、地元の者はこの学校の吹奏楽部の演奏力のほどをよく知っているのです。
 (文化祭の時などは校庭で生演奏を大々的にやっていましたしね。さすがに近隣からの苦情が多かったものと思われます。)
 
 その程度の学校が全国大会で金賞をもらったとあってはね。
 違和感を覚えるのも当然でしょう。
 審査員に何か金品でも贈って審査を甘くしてもらったのではないか?などと邪推してみたくもなります。
 
 そこで少し調べてみたのですが……。
 
 なんと!
 このコンテストは金賞を受賞した学校が7校もあったのです!!!
 
 ・一般社団法人 全日本吹奏楽連盟 第38回全日本アンサンブルコンテスト 
 
 しかも参加した22校の全てが何らかの賞をもらえるという緩い感じの大会だったようです。
 (銀賞9校銅賞6校。何故か銀賞が一番多い。)
 
 普通、我々一般人の感覚では金・銀・銅は1校ずつで、そのまま1位、2位、3位という印象ですよね。
 でも吹奏楽は違うようです。

 金賞とは言えそれがかならずしも1等賞を意味しないということであれば、あまり凄くもないように思えてきました。
 
 同じ音楽のコンクールでも厳しいところは「1位無し」や「該当者なし」という結果が出ることもあるのです。
 それを思うとこの全日本吹奏楽連盟のコンテストは審査自体が甘い感じが致しますね。
 
 それにしても〇〇〇学園吹奏楽部のあの聞くに耐えない演奏で、よく全国大会に出場させてもらえたものだと思います。
 いくら審査の甘い大会だとしても、やはり不思議と言うか奇妙というか何か釈然としない感じが致します。
 
 その秘密はどうも“アンサンブル”にあるようなのです。
 
 普通、吹奏楽といえば何十人もの部員たちで構成された大所帯の楽団というイメージがありますよね。
 一人でも下手くそが混ざっていれば、楽団の演奏を全て台無しにしてしまいます。
 
 しかし今回のアンサンブルと言うのは、ほんの数人で構成された少人数の楽団であるらしいのです。
 「全日本アンサンブルコンテスト実施規定」 には3〜8人までとありました。


 全日本アンサンブルコンテスト実施規定より 一部抜粋
 第6条  各グループの編成は3名以上8名までとする
 第9条  参加グループは任意の1曲を演奏して審査を受けるものとする。組曲も1曲とみなす
 第11条 演奏曲は支部大会で演奏したものとする
 第13条 演奏時間は5分以内とする。


 つまり吹奏楽部全体としては聴くに耐えなくても、アンサンブルなら上手な部員だけ選抜して楽団を構成することも可能なのです。
 
 しかも、ほんの数分(最長で5分)の得意な曲を一曲だけ演奏すれば良いので練習も楽ですね。

 まねき猫1.jpg
 
 それにどうもこのアンサンブルコンテストの審査基準は、それぞれの審査員の主観による曖昧なものらしいのです。
 
 この件は、Yahoo!知恵袋に「中学生のアンサンブルコンテストの審査基準について。」という質問をしている人がいて大変参考になりました。
 
 
  質問者さんの書き込みの中に、
  「正直聞いていて、え〜〜!このグループが金賞で全国大会???と思いました。」
  という感想がありました。
  やはり客観的に納得のいかない演奏が賞をもらうことも度々あるようですね。
 
 この質問には複数の回答が寄せられているのですが、いくつか抜粋してみました。
 (長くなるので、それぞれの回答のごく一部だけ引用させていただきました。)



  結論は、審査員の主観です。
    クラリネット奏者に、トロンボーン4重奏の評価をさせたり、打楽器奏者にサックス4重奏の審査をしたり、酷いときには、学校教諭が専攻が楽理(音楽学)はよしとしても声楽やピアノ、弦楽器(ヴァイオリンやヴィオラ、チェロ)など全く関係のない人が、審査する事に問題があるように感じます。
    はっきり言うと、学校の教員が審査員をしても、その分野の専門家ではなく正しく評価できているか疑問の時があります。



 結果的に「金賞」を受賞した団体に、全員がAをつけているわけではありません。
 おもしろいくらいに、審査がバラバラなのだなぁ〜と感じます。



 全国大会にいったから素晴らしい団体とはかぎりませんよね。
 審査基準というよりも審査員の好みの問題です。それと朝一は低くなりますし、前の団体のレヴェルにも左右されます。 

  

 審査基準は審査員の判断でほぼ決まってしまいます。
 たとえ一般の人が良く思わない演奏だったとしても審査員の主観次第なんです。
 でも審査員同士で意見がかみ合わないときは良くあると思いますね。
 代表に選ばれたグループでも低い評価をしている審査員もいるみたいです。



 アンサンブルの場合同じ学校で複数のパートが出場します。
 審査結果がどれも金賞で優秀だった場合全部のパートを同じ学校から県大会や全国大会に出場させるわけには どうやらいかないようです。
 まあ教育の一環ですから仕方が無いですよね・・・
 他にも先生の根回しがいるとか色々あると聞いてます。

 

 という感じでコンテストの審査基準は審査員の主観に基づくという趣旨の回答が多くありました。
 
 
 あと学生を対象としたコンテストは、これも教育の一環として開催されているはずですよね?
 だったら演奏した曲の出来だけでなく、各学校の部員たちの普段の素行なども評価に入れるべきだと思うのです。
 (これは別に演奏の下手な学校に賞をやれと言っているわけではありません。)
 
 毎日長い時間をかけて練習していればそれなりに上達して当然です。
 しかし楽器を大音量で弾き続ける吹奏楽はじめ音楽の練習は、付近の住民にとっては迷惑な騒音でしかありません。
 参加校の中には、普段の練習やその他で地域住民に多大な迷惑をかけている学校も多々あると思います。
 
 一般的な常識マナーを身につけさせるのも学校の役割です。
 いくら楽器の演奏がうまくなったところで、道徳的な意識や価値観に欠けるのでは教育という観点からは片手落ちなのではないでしょうか?

 地域社会に散々迷惑をかけておいて、「生徒が頑張っていますから」と言われてもね。
 地域住民は誰も納得しないのではないでしょうか?
 そういう学校が公的な大会で評価されるというのもなんだか釈然としません。

 地域住民の苦情が多い学校にはマイナスポイントを付加するとか、コンテストへの参加を制限するなどの処置を検討するべきだと愚考する次第です。
 
 


      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ



posted by セタケン at 11:26 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

圧倒的な実力の帝京。


 今回は前回予想した高校野球秋季大会・一次予選の結果を検証いたします。

2015 秋季大会一次予選 結果b.jpg

 2015.09.06 第10ブロック 1回戦 世田谷学園 6  -  5 都立富士森
 2015.09.12 第10ブロック 2回戦 帝京      10  -  0 世田谷学園 (5回コールド)
 
 初戦の富士森相手に苦戦するであろうこと。
 2回戦は帝京が圧勝するであろうこと。
 世田谷学園の「無得点でのコールド負け」の可能性まで含めてまんま予定通り、もとい予想通りの結果となりました。

 特に2回戦は、あらためて帝京との「格の違い」を思い知らされる展開でしたね。
 
 さすがに5回10点差までは予想外でしたが……。
 
 (もうここまで絶対的な実力差があると「予想」を「予定」と言い換えても差し支えない気がいたしますね。)
 
 ちなみにその後、帝京はこれまた予想通りこのブロックを勝ち上がりました。
 
 2015.09.20 第10ブロック 決勝 帝京 7  -  0 城西大城西
 
 富士森の戦歴はこちら




 以前バスケのお話をした時に、高校がスポーツで実績を伸ばすための3つの条件について述べました。
 
 1に、設備。
 2に、集まる選手の質。
 3に、学校側の指導体制。
 
 これはもちろん野球でもいえることです。
 
 まず設備ですが野球の場合、広い練習場が必要です。
 しかもできれば野球部専用の練習場がほしいところ。
 
 帝京高校をグーグルマップ(写真モード)で見ると校庭の全てが野球場になっているのがわかります。

 校舎自体が野球場の曲線に合わせたデザインになっているのもユニークですね。
 まるで学校そのものが野球部のために作られているかのようです。
 この学校がいかに野球部を重要視しているかが分かります。
 
 次に集まる選手の質ですが、帝京ほどの実力と知名度があれば優秀な選手はいくらでも集まるでしょう。
 聞いた話ですが、入学前のセレクションに合格しないと入部できないそうです。
 さらにそのセレクションを受けられるのもスカウトに声をかけられた子だけだそうです。
 帝京は部員数が毎年50人前後と強豪校の割に意外と少ないのですが、少数でも精鋭ぞろいということなのでしょう。
 
 最後に学校側の指導体制ですが、今現在の実績から推察するに帝京は指導体制も良さそうです。
 
 まねき猫1.jpg

 やはり本当に甲子園を狙える学校とそうでない学校とでは、すべての面で決定的な違いがあるようですね。
 
 
 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ


 
posted by セタケン at 18:14 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

2015年 秋季大会を占う


 前回に引き続き今回も高校野球のお話です。
 
 まずは夏の都大会の予想上の反省を。
 4回戦目の相手はてっきりシード校の創価が来ると思っていたのですが、明大明治が勝ち上がって来たのは少し予想外でした。
 ちょっとした番狂わせとはなりましたが、次の5回戦目では国士舘が勝ったので大筋では予想どおりの結果となりました。
 

 さて夏の甲子園が終わったばかりだというのにもう、秋季都大会が目前に迫っているようです。
 なんとも慌ただしいことです。
 
 一次予選の組み合わせが発表されたようなので今回も世田谷学園がどこまで善戦できそうか占ってみましょう。
 
2015 秋季大会一次予選.jpg

 春季大会の予選と違い秋季大会は各校の実力差がはっきり見えるので予想も楽です。

 一回戦目の相手は富士森
 「ここは楽に勝てる相手か」と思いきや、富士森は2012年の秋季大会で佼成学園相手に善戦したこともある学校でした。
 富士森の戦歴はこちら
 
 秋季東京都高校野球大会 秋季東京都大会 1回戦
 佼成学園 5  -  4 都立富士森
 
 佼成学園は今年の春季大会であの帝京東海大菅生を下している強豪です。
 佼成学園の戦歴はこちら
 
 3年前とは言えその佼成学園といい勝負をしたことがあるとなると、世田谷学園にとっては厳しい相手となるかもしれません。
 世田谷学園の戦歴はこちら
 
 
 運良く富士森に勝ったとして、2回戦目の相手はなんと! 
 あの帝京です。

 もう言わずと知れた甲子園の常連校
 この数年は関東一に押され気味ではありますが、優勝候補の一角であることに変わりはありません。

 おそらくこのブロックで勝ち上がるのは帝京でしょう。

 さすがに今の世田谷学園の実力では無理な相手。
 無得点のままコールド負けという結果も覚悟しておいたほうが良いかも知れません。

 なので世田谷学園のチャレンジはよくて9月12日の帝京戦までと判断いたしました。
 帝京の戦歴はこちら

 万が一、何かの大番狂わせで3回戦目に進めたとしても、次なる相手は都立の雄・雪谷が控えています。
 雪谷の戦歴はこちら
 
 今回の世田谷学園はトーナメントの組み合わせ運に恵まれませんでしたね。

 (あくまで現時点での個人的な予想です。もし外れたら別の機会に改めて総括してみたいと思います。)
 
まねき猫1.jpg

 
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ

posted by セタケン at 21:52 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

夏の都大会を占う 2015


 今回は久しぶりに高校野球のお話です。2015natuCブロックB.jpg

 今年も夏の都大会の組み合わせが決まったようです。
 今夏、世田谷学園がどこまで善戦できそうかを予想してみましょう。
 ・世田谷学園の戦歴はこちら

 今年も世田谷学園は強豪・東海大菅生と同じブロックに配置されてしまいました。
 東海大菅生は言わずと知れた去年の準優勝校
 今回の西東京大会でも第三シードの座を射止めた優勝候補の一角です。
 なにより去年の大会では世田谷学園を8−0で制した学校でもあります。
 よって今年も世田谷学園が最大限に善戦したとしても(7月22日に)東海大菅生に当たるまでと思われます。
 ・東海大菅生の戦歴はこちら

 ではそこまでは順当に行けそうかというと、そうは問屋がおろしません。
 このブロックには他にも国士舘創価の二強がおりますから。

 世田谷学園は2回戦目からの参戦で、最初の相手は中大付か三鷹中等の勝った方。
(両校には失礼ながら、)さすがにこの辺りは楽に勝てる相手でしょう。

 さらに次の3回戦目は練馬工か明星学園の勝った方。
(両校には失礼ながら、)これまた順当に勝てる相手かと思います。

 でも、楽を出来るのはここまで。

 4回戦目の相手はおそらくシード校の創価が勝ち上がってくるでしょう。
 創価は過去に夏5回、春3回の計8回甲子園出場したことのある強豪です。
 (ここ何年かは甲子園に出場していませんが、)2013年の西東京大会の準々決勝で東海大菅生を2-1で降した事もある学校です。
 今の世田谷学園で歯の立つ相手とは思えません。
 したがって今年の世田谷学園は4回戦(参加3戦目)の創価戦(7月18日)までかと思います。

2015natu創価.jpg2015natu世田谷学園.jpg
 どちらかと言うと監督の方に替わってもらたほうが良い気が致しますけれど。
 よく私立高校野球部の監督はシビアに業績を評価されると聞きますが、世田谷学園は結果に寛大なのでしょうか?)


 運良く創価に勝てたとしても次の5回戦目の相手はおそらく国士舘。こちらもシード校ですね。
 国士舘は過去に夏1回、春8回、の計9回甲子園出場したことのある強豪です。
(こちらもここ何年かは甲子園に出場していませんが、)2013年の西東京大会の準々決勝で早稲田実業を6-5で降した事もある学校です。
 これまた今の世田谷学園で歯の立つ相手とは思えません。

2015natu国士舘.jpg2015natu東海大菅生.jpg

 したがって楽に勝てるのは3回戦目まで。
 4回戦目から先はレベルが格段に違う強敵ぞろいなので、勝ち進むのは難しいでしょう。

 この夏の世田谷学園は7月18日の創価戦までと判断致しました。
 あくまで現時点での個人的な予想です。もし外れたら別の機会に改めて総括してみたいと思います。
(さすがに2、3回戦目での敗退はないと思いますけど……。)
まねき猫1.jpg
      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ




posted by セタケン at 10:36 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月23日

高校バスケ盛衰史


 今回はまずお詫びから。
 前々回、野球のお話をした時のお約束を果たしていませんでした。
世田谷学園が運良く春季都大会の予選を勝ち抜けたら、改めて本選の占いをいたしましょう」と書いていたのですがそのまま放置してしまいました。申し訳ない。

 少し言い訳をさせていただくと、実は途中で興味をなくしてしまいまして。
 春季都大会が始まる3月下旬から4月上旬にかけては、春の甲子園大会のシーズンと重なります。
 本当に強い学校がテレビ画面で大活躍しているというのに、都大会の末端の地味な試合など予想する気にもなれなかったのです。
(まあ、あえて予想するまでもない結果でしたが。)
 そういうわけで大変申し訳無いのですが、野球のお話は夏の大会の時期までお休みさせていただきます。


 でもって今回はバスケットボールのお話です。

 高校のバスケには2つの大きな全国大会があります。
 夏のインターハイ冬のウインターカップです。
 そのうち今回はウインターカップの焦点を当ててみます。
 東京都からは毎年2校が全国に出場できます。

 まず以下のデータを御覧ください。

高校バスケデータサイト より引用
学校名
出場年

京北   
71/72/73/74/75/76/77/78/79/80/
81/82/83/84/85/86/87/
88春/88冬/89/90/
91/92/93/95/98/
02/06/07/09/10/
11/12/13/14
八王子01/05/06/08/09/10/11/13/14
国学院久我山
84/88春/88冬/89/92/93/94/99/
03/04/05/13
東海大菅生07/08
駒場04
早稲田実74/80/98/03
世田谷学園87/90/94/95/96/97/99/01/02
日大豊山83/85/00
桐朋00
明星96/97
安田学園75/79/91
聖徳学園79/81/86
明大中野71/72/73/76/77/78/85
専大付82
中大付72/73

東京都内で過去にウインターカップに出場したことのある学校が一覧になっております。
そのまま近年の出場実績の順になっています。

 こうしてみると京北が圧倒的ですね。
 1970年台から現在にいたるまでほぼ毎年のように出場しています。
 京北が強すぎるとも言えますが、その京北と肩を並べられるようでないと全国大会には駒を進められないのです。

 さらに、近年実績を上げているのが八王子国学院久我山
 それに東海大菅生ここまでが都内における四強、もしくは一天三強でしょうか。

 残念ながらその下に連なる学校はもう10年以上全国への出場がありません。
 近年になってかなり実績を落としていると言えます。
 今でも都内ならベスト8ぐらいまでにはなんとか食い込めそうな学校もありますが、それ以上はなかなか。「現状維持がやっと」という感じでしょうか。

 このデータを良く見ると、それぞれの学校の最盛期がいつ頃までだったかを知ることができます。
 早稲田実業や世田谷学園は00年代初め頃まで
 聖徳学園や明大中野は80年台半ば頃まで。

 では、先に上げた一天三強以外の学校が今後盛り返す可能性はあるでしょうか?
 結論から言ってしまうと難しいと思います。
 ここ何年かのインターハイ予選の結果やウインターカップ予選の結果を見ると、どうも順位を年々下げている学校が目立ちます

 むしろこの表に載っていない学校が新興勢力として台頭してきているようにさえ感じられます。
( 実践学園、成立学園、足立学園、日本学園、都城東、帝京など。)

まねき猫1.jpg

 高校がスポーツで実績を伸ばすには条件が3つあると思います。
 1に、設備。
 2に、集まる選手の質
 3に、学校側の指導体制

 バスケの場合設備については、体育館にコートがあれば良いのでたいていの学校はクリアしているでしょう。

 選手の質についてはいわゆる「スポーツ特待生」が中心になるでしょう。
 素質のある選手は中学のうちからスカウトが目をつけていて、強豪校に引きぬかれます。
 そうゆう選手を沢山集められる学校と、そうでない学校とでは実力に差が出るのは当然です。
 過去にウンターカップ全国大会に出場した学校の中には、特待生をとるのをやめた途端に実績が落ちた学校もあります。

 指導体制については実際に指導を受けてみないとわかりません。
 まあ、体罰とかで監督やコーチが処分されたことのある学校はダメですが。
 監督やコーチ自身に(バスケにまつわる)華々しい経歴があったとしても、教え方の上手い下手はまた別問題です。

 以前2chで読んだのですが、とある学校のバスケ部の練習では部員がいつでも吐けるようにバケツが用意されているとか。
 こういう昔ながらのスポ根至上主義みたいな世界が未だに残っているのですね。

 バスケに限った話ではありませんが、トレーニング理論も日進月歩です。
 進んだ学校ではフィジカル・トレーニングやメンタル・トレーニングの専門家を雇っていると聞きます。
 時代おくれの経験主義に基づくトレーニングを漫然と続けているような学校は、いずれ淘汰されると考えてよいでしょう。

 因みにこの学校のバスケ部監督は、バスケの入門書なども書いている有名人だそうです。
 また試合の審判員としても活躍されているそうなのです。
 ただしその反面、この学校の実力自体は一昔前に比べると随分低下しているようです。

 この監督の指導方法が古くなったのか?
 あるいは審判業が忙しくて自分の学校の生徒指導に手がまわらないのか?
 もしかしたらこの監督のもつ過去の指導実績自体が、かつての「スポーツ特待生」たちの素質による物に過ぎなかったのかもしれません。

 要するに指導力の方も、今現在その学校のもつ実績の伸び(勢い)で判断することになるでしょう。


 これからバスケで高校を選ぶなら、今現在全国を狙える強豪校が筆頭に上がります。
 それに次ぐのはこれから伸びそうな学校です。
 こうゆう学校に「スポーツ特待生」として迎えてもらうことができれば上々ですね。

 逆にあまりおすすめできないのが、年々実績を落としている現状維持型の学校。
(これまでの実績があるとはいえ)この手の学校がランク外に落ちてゆくのは時間の問題です。




      にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ      にほんブログ村 受験ブログ 受験情報へ




posted by セタケン at 13:43 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする