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2016年05月23日

嗚呼、勘違いの帝京戦。

 長らくお待たせしてしまいました。
 久しぶりに高校野球のお話でもいたしましょう。
 
 「世田谷があの帝京に勝ったことがある」と言ったら、みなさんは驚かれるでしょうか?
 
  じつは世田谷学園は2011年の春季都大会において帝京に6-0で勝っているのです。
  それだけを聞くと、「世田谷もなかなかやるな」と思うかもしれません。
 確かに強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら凄い事ですが・・・・・・。
 
  しかし! その実情は違うようです。
 
  この試合は帝京が本気を出していなかっただけなのです。
  これはその前後の両校の実績をチェックするだけで簡単に分かります。
 
リンク
 ・帝京の実績はこちら 
 ・世田谷学園の実績はこちら
 
 帝京は次の東東京大会で完全復活し、夏の甲子園に出場しています。

2011年、夏の帝京と世田谷 朝日新聞より
帝京2011夏の選手.jpg 世田谷学園2011夏の選手.jpg

 それに対して世田谷学園は東東京大会でなんとかベスト16にとどまったものの、その後は低迷が続き現在に至っています。

 両校のその後の実績を見比べれば、その勝利が真の実力によるものか単にマグレなのかを判断が出来ます。
 あの強豪・帝京を真に実力で凌駕したなら本当に凄い事です。
 しかし、そうでないことは次の試合ではやくも証明されてしまいます。
 世田谷学園はすぐ次の試合で佼成学園に8-3であっさり負けてしまったのです。

 上位や中堅のチームが順当に本来の実力をだしてきた場合、世田谷学園の力量で食い下がるのは難しいようです。


 帝京といえば甲子園の常連校。
 普通なら世田谷学園が歯の立つ相手ではありません。

 ならば帝京の方が不調だったと考えたほうが妥当です。

 この試合は帝京の春季都大会・参加初戦に当たります。
 何らかの事情で主力抜きの二軍か一年生チームでもぶつけてきたのではないでしょうか?

 格下の世田谷相手0得点ということから見ても帝京が本気で戦ったとは思えません。
 まるで勝つ意思を感じられない試合内容でした。


まねき猫1.jpg
 

 その帝京が実力を出さなかった理由ですが、この年の春季都大会には旨味がなかったためではないかと思うのです。
 
 2011年の春といえば3月にあの東日本大震災があったばかり。
 その影響でこの年の春季大会は開催そのものが危ぶまれていました。
 結局、開催はされたのですが、一次予選は中止となり出場校数も例年の半分程度だったようです。

 そしてもう一つ。実はこちらのほうが重要な事です。
 
 毎年、春季都大会でベスト16入りした学校には次の夏の選手権大会予選でシード校となる特典があります。
 でもこの年に限ってはその特典が中止となったのです。
 
 つまりこの年は春季でいくら頑張っても夏の甲子園には結びつきません。
 夏の甲子園出場を目標とするならば、春季を見送るか早期に撤退するというのもありだった訳です。
 
 この年、帝京が春季であえて実力を出さなかったのは、ズバリ!主力の温存でしょう。
 主力選手の消耗を避け、夏の大会に力を温存したのだと思われます。
 
 
 反対に、この試合で勝ちを拾った世田谷の方はというと・・・・・・。
 
 ちょうど春季都大会が終わった5月の初め頃からでしたかね。 
 世田谷学園・野球部がやたらと大声を上げるだけの練習を始めてご近所の顰蹙を買うようになったのは。
 
 あまりにもうるさくて無遠慮で。
 とても正気の沙汰とは思えませんでした。

 ・弱くても勝てますか?


 あの試合は客観的に観ればマグレで拾った勝利だとすぐ分かるはずなのですがね〜。
 実力で帝京を凌いだと勘違いしてしまったのでしょうか?
 
 当時の野球部関係者たちはそろいも揃って、思い上がってしまっていたのでしょうか?
 「自分たちは強いのだから何をしても許されるはずだ〜!!」みたいに?
 
 もうそろそろ平静さを取り戻して欲しいものですね。
 
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posted by セタケン at 22:11 | 高校野球・都大会を占う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする