私立中学・高校 FAQ=>

2017年01月17日

私立の授業料を無償化するなら、チェック体制も強化せよ!


 先日のニュースに、「東京都の小池知事が私立高校の授業料の実質無償化を表明」というのがありました。

<私立高>3割無償化 年収760万円未満対象、都が来年度


家庭の経済状況によって教育の機会が奪われることがあってはならない。すべての子供の可能性を広げる」という事ですが、「ちょっと待てよ」と言いたいですね。

 家庭の経済状況を言うなら、最初から公立に行けばよいのではないか?
 
 公立高校の授業料はすでに2010年度より無償化されています。
 
 私立は授業料以外にも何かとお金がかかるもの。
 (意味不明の寄付金とか。)
 経済的にゆとりのない家庭の子が、金のかかる私立を志望することがそもそもおかしいのです。
 
 どうもこれは「子供の可能性のため」と大儀を掲げつつ、実は私立校の経営者を助ける制度なのではないでしょうか。
  
 最近の公立校の躍進には目を見張るものがあります。
 加えて授業料も完全無料なのですから人気が高まるのも当然です。
 
 ・公立新設校が躍進、名門私立を脅かす存在に
 
 ・【公立中高一貫校の今 特集】(1)ゆとり教育の進化論、未来のリーダーを育てる6年制教育カリキュラム
 
 
 その影響をまともに受けているのが私立なのです。
 かつては私立の中高一貫校というだけで人気になっていたものですが、昨今はトップクラスの名門私立を脅かす公立校も出てきました。
 
 
 私立高の授業料無償化は公明党が強く要望していたそうです。
 公明党と言えばその母体は創価学会
 確かこの教団は多数の私立学校を経営していたはず。

 都議会において最大会派の自民党と対立している小池都知事としては、公明党の支持が欲しいのでしょう。
 それで今回の私立無償化という話になってしまったのでしょうね。
 
 逆に私立校の経営者から見ればこれ程ありがたい話はない訳です。
 生徒数の減少に歯止めをかけられるのでしょうし。
 
 経営が苦しくなった私立を、都民の税金で助けてあげる必要があるとは思えません。
 
 少子化で生徒数そのものが減少しているのですから、志望者数の減少した私立校はその役目を終えたものと判断するべきではないでしょうか?
 
 それに、私立校にはいじめ体罰などの情報が表に出づらいという問題があります。
 この件についてはいづれ記事にしたいと思います。
 
 ・偏差値の下がった進学校はお値打ちか?
 
 ・『尾木ママ』はかく語りき。
  
 私立は教育委員会の監督下にはありません。
 都の私学部私学行政課でも指導調査の権限は持っていないと聞きます。
 
 公的な資金より多額の私学助成金授業料の補助などを受けながら、公共の機関の監督を受けないのは如何なものか?
 
 
まねき猫1.jpg


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posted by セタケン at 11:11 | 私立幻想を打ち破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする